モガキなワタシにごほうびを

自分を後回しにしてしまうワタシのモガキな日々。

めんどくさい嫉妬

昨日、友達とけんかした。

 
彼女はこの夏に女の子を出産した。

 以前は、仕事帰りに一緒に飲みに行く仲であったが

彼女が子供をもち、関係が変わってしまった。

 

久しぶりに会った彼女はカフェで話をはじめた。

 子供を持たない私には、彼女の話に関心は持っても、共感することはできない。

 なんか違う世界に住んでいる。

 きっとお互いそんな風に思ったとおもう。

 彼女の子育ての話も、夫とのけんかも

 私からすれば、嫉妬の対象にしかならない。

 

女たるもの子を産むべし

 そんな考えには真っ向に否定したいけど

 その思想にどっぷりハマっているのは

 わたし自身だ。

 子供を産んでいない私は女失格で

 子供を産んだ彼女は、尊敬されるべき人だ

 心の、脳の奥底からじんわりじんわり暗い感情が這い上がってくる。

 なんでもっと寛容に彼女の話をきけないんだろう

 私の未熟な心が悲鳴を上げ始めて、彼女の目の前で泣いてしまった。

 

 彼女もうすうす感じていたようだ。

 私が積極的に彼女に会いたがっていなかったことを

 それを突っ込んできた。

 私があんまり触れたくなかった部分に。

 なんでそんなに本気で全力で友達を肯定しないといけないのだろうか。

 誰だって触れられたくない部分はあると思うし、状況が変われば友達だって変わってもしかたがないと思う。

 

でも彼女は、私を失いたくないという。

 なんか、恋人同士の別れ話みないになってきてしまった。

 わたしは、何かを得れば何かを失うんだよといった。

 めんどくさいな私。

 なんで私に会いたがるんだろう。

 一人にさせてもらいたい。