親戚の家での肩身の狭さったらないのさ
親戚の家に行くのは大嫌いだ。
「ずいぶんと体格がよくなったなぁ」
「農家の嫁っていう体格だ。農作業はしているのか? 」
「早く子供産まないと」
おじの言葉に、心が急速冷凍した。
まぁ。確かに、農家の嫁だし、農作業は好きだけど
そんな言い方されると、とても惨めになってしまう。
子供を産めといわれても
わたしひとりで産めるものではないし
この年で子供がいないんだから、それなりの事情があることを察してもらいたい
なんて、ことは高望み過ぎだろうか?
なまじっかある血の繋がりが、彼らを無配慮にする。
どうにか、苦痛の30分間をやり過ごし
こうして、こんなブログを書き
どうにか心を落ち着かせようとしている。
久しく会って、まず、デブ具合を指摘されなければならないほど
きっと、私は太っているんだろう。
自覚せよ ということか?
もっと、心地よい会話が、親戚の間で話されてもいいのではないか?
独身、子供がいないこと。
親戚という集団は、それをイケナイことだと認識しているようだ。
肩身が狭い私の視界に
三人の子供を引き連れた姉はどっしりと座る。