恥部をサラケダセ! ~自己愛性人格障害~
昨晩、夫が怖かった。
上機嫌でビールとウィスキー飲んだ後
暗く陰気なオーラが彼から漂い
ワタシは彼から遠ざかった。
「俺が故郷に戻ると言ったら、お前は付いてくる気はあるのか? 」
寝室に逃げ込もうとした私に、彼はドスのきいた声で言ってきた。
怖かった。
「戻る気はあるよ」
本心ではない、その場しのぎの言葉を吐き
わたしはベッドにもぐり込んだ。
そしてスマホで
「夫が怖い」と検索した。
その結果、
わたしは自己愛性人格障害ではないか?
という結論にいたった。
彼の問題もあるかもしれないが
わたしの人格に問題があるような気がする。
自己愛性人格障害とは
自分の才能、能力を過大に評価し
それに疲弊していく
「なにか特別なものを自分は持っている」という思い込み。
自分の実力を現実以上のものであると思い込むが
実際はそんなに能力はないため
それに疲れきってしまう。
調子がいいときはいいが
自分の評価が下がるような状況になると
逃げこむ。ひきこもる。
人の批判を過剰に恐れ拒絶するので
長い人間関係を築きにくい。
老いるごとに、孤立していく。
まさしくわたしだ。
治療法を調べると
いろいろあるが
根治しないという説もあったり
いわゆるB型人間は、自己愛性人格障害のチェックリストに
あてはまる人も多いから気にしないほうがいいという説もあったり
なんなんだぁ~すっきりしない
あまりにも救いがないじゃないか!!!
でも、自分の幻想に気がつくことができた。
いつも過剰に自分に期待し、結果を出せない自分を責め続けていた。
それがわたしの生きづらさの一因だった。
もう他人から評価されることを渇望しなくてもいいのだ。
これからは、高い空ではなく自分の足元を見て生きよう。
turoco